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交通事故
「交通事故? 私には関係ないですね」
そう思っていても、交通事故は突然やってきます。
埼玉県警察のホームページによりますと、児玉郡神川町・児玉郡美里町・本庄市児玉で、令和2年に起こった発生した交通事故発生件数は「247件」に及ぶとされています。
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/p0260/kenke/kotu10.html
これは約1.5日に1回交通事故が発生している計算になり、決して珍しいことではないことを表しています。
実際に私自身も車をこするような事故を起こしたことがあります。
大きさの大小に関わらず、日々どこかで発生しています。
また、既に交通事故にあったことがある、という方も多いのではないでしょうか?
そういった方でも適切な対処が出来ず、知らないうちに損をしてしまっているということも少なくありません。
そこで、交通事故の発生時の対処法について説明していきます。
交通事故にあったときの対処法
1.警察に連絡する
事故の大小に関わらず、必ず警察に届け出るようにしましょう。
道路交通法では、「交通事故の当事者(車両の運転者や同乗者)は、事故後すぐに警察へ報告しなければならない」と定められています(道路交通法72条後段)。
もし少し時間が経ってから事故による症状が出たときに、自賠責保険を使った適切な治療が受けられなくなってしまう場合があります。
むちうちの可能性もありますので、少しでも首や腰に違和感があった場合には「人身事故」として処理してもらいましょう。
2.加害者の確認
事故を起こした相手の情報を取得しましょう。
内容としては、
□名前
□住所
□連絡先
□加入している自賠責保険、自動車保険の会社
□車両のナンバー
これらの情報を入れておきましょう。
相手が社会人であれば名刺をもらい、学生であれば学生証を見せてもらうと良いでしょう。
また、運転免許証を写真で撮らせてもらうのも有効です。
さらに後々トラブルにならないように、加害者の話す「事故を起こしてしまった理由」なども録音やメモしておきましょう。
(後に加害者の言うことが変わった場合の重要な証拠になります。)
3.事故状況の確認
現場の状況や、車の破損状況などを写真に収めておきましょう。
車の破損状況によっては後々の治療期間にも影響があります。
見過ごされないようにスマートフォンで撮影しておきましょう。
最近はドライブレコーダーの情報が重要になってきていますので、あらかじめ車に搭載しておくと便利です。
4.保険会社に連絡をする
ご自身の加入している保険会社にも連絡を入れましょう。
何をお伝えするかは、損保ジャパン様のホームページに詳しく掲載がありますので、こちらを参考にしてください。
https://faq.sompo-japan.jp/thekuruma/faq_detail.html?id=207
5.病院の受診
突然ですが「むちうちの痛みは翌日に重くなる」ということを覚えておいてください。
むちうちの痛みは後日以降に強くなります。
もちろん当日にも痛みはありますが、事故発生時は神経的にも興奮状態にあるので気付かないということもあり得ます。
ですから事故直後、
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たいしたことがないケガだと思ったとしても、
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我慢できるくらいだとしても、
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症状がないと思っても、
必ず病院を受診するようにしてください。
当院のように交通事故治療を行っている接骨院もありますが、医師の診断を元に治療を行うため、まずは整形外科などの病院を受診しましょう。
また受診した際には、必ず診断書を作成してもらうようにしてください。
交通事故の場合、事故直後ではなく少し時間が経ってから症状が出ることもあります。
事故から時間が経ち症状が出てから病院に行っても、事故によるものか判断ができず適切な治療が受けられない場合があるので、充分に注意してください。