うつ病

うつ病とは?
うつ病は気分障害のことで、強い憂鬱感、やる気の低下といった精神的な症状だけでなく、不眠や疲労感、全身のだるさなどの身体的な症状も伴います。
2023年の厚生労働省の白書によると、週に60時間以上働く人々のうち、約26.8%がうつ病や不安障害を自覚していると報告されています。OECD(経済協力開発機構)の報告によると、2020年に日本のうつ病の有病率は17.3%と、2013年の7.9%から大幅に増加しています。
男女では、男性よりも女性の方がうつ病を発病しやすく、女性の方が2倍以上もうつ病になりやすいという結果があります。
年齢では、男性は50代、女性は40代頃から増加傾向にあります。
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うつ病の原因
うつ病の原因は完全には解明されていませんが、外部の環境が大きく影響しているとされています。人間関係や職場の問題、家族内の問題、大きな生活の変化(引越し、転職、妊娠、死別、離婚など)など、これらの外的要因にうつ病を引き起こすとされており、これらを改善することが一つの対処法と考えられています。
しかし、もしこれらの外的要因が原因だとしたら、なぜ同じ環境にいる人でもうつ病になる人とならない人がいるのでしょうか。
ここで重要なことは、外的要因だけでなく、体の内に目を向けることです。
カイロプラクティックでは体の内部に問題の根本原因があると考えます。
そもそもうつ病は体が危険な状態であることを知らせてくれている警告のサインです。このサインを単に薬で抑えるのではなく、根本原因を解決させましょう。

うつ病への施術
うつ病はしばしば「脳のエネルギー不足」と表現され、これは脳内の必要な物質が不足している状態を意味します。主に、感情調整に関わるセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質(ホルモン)が関与しています。女性の場合、女性ホルモンの1つエストロゲンがこれらの神経伝達物質のバランスに影響を与えるため、うつ病になりやすいとされています。エストロゲンの減少はセロトニンの減少にもつながります。セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われており、不足することでうつ病のリスクが高まります。
こうしたホルモンの分泌で最も重要なのが神経です。神経は、脳と体をつなぎ、脳が体全体の状態を把握することで、ホルモンのバランスが保たれ適正な量が分泌されます。
ホルモンの分泌は適正量でなければその役割を果たすことはできません。
神経の流れが阻害されると脳は体の状態を把握できなくなります。そのような状態では、いくらストレスをなくし生活習慣を見直しても、うつ病の根本改善にはなりません。
脳と体をつなぐ神経の流れが正常であれば、外部からのストレスや不安を感じても、体は自動的に自律神経を働かせてこれに対処します。また、生活習慣や環境の変化があっても、脳はこれをすぐに認識し、必要なホルモンを分泌するよう指示を出します。このため、神経の流れを整えることが体の健康を保つ上で非常に重要です。
OKA接骨院では自然治癒力を最大限発揮できる身体を目指し、神経圧迫箇所を科学的に特定する機械を使い、正確な施術を行うために400万件以上のデータに基づいた検査をしてから施術を行っていきますので、ぜひカイロプラクティックをご実感いただければと思います。本庄市・上里町・神川町・美里町でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。