パニック障害

パニック障害とは?
パニック障害は、病気はないのに突然、動悸、呼吸困難、めまいなどの発作(パニック発作)ともに強い不安・恐怖を感じることを言います。発作への不安から、外出などが制限されることもあり、長引くと仕事などができなくなることや、うつ病になることもあります。
一生のうち1回だけパニック発作を起こす人は、9人に1人、全人口の約11%で、パニック障害は100人中1~2人、全人口の1.5~4.7%で、決して稀な病気ではありません。
こんなお悩みはありませんか?
- 突然、めまいや動悸などと同時に得も言われぬ恐怖を感じる
- 死んでしまうと思うような恐怖や不安がある
- 病院では異常なしと言われた
- 乗り物、公共の場、1人の時など場所や時を選ばず発作が出る
- 発作が怖くて外出をやめるようになった

パニック障害の原因
日常生活において、ストレスをため込みやすい環境の方々がなりやすい傾向があります。特徴として、パニック障害が起こることを懸念する予期不安と、パニック発作が起きた場所や起きると助けが得られないような状況を避ける広場恐怖があります。
現在、原因は明らかではありませんが、パニック発作は自律神経が関係しているとされています。これは、脳の活動異常によりパニック発作が起き、発作の興奮から扁桃体が過剰に活動してしまうことで予期不安が生じ、さらにはその扁桃体の異常活動を本来は抑制する立場にある前頭葉の機能が障害されているために、「今、体の中で命に関わる大変なことが起きてますよ!この状況を避けて!」というような指令が出てしまうというものです。
このように、パニック障害では本来生命を維持するために重要な「脳内のアラーム機構」が障害されてしまっているといわれています。
パニック障害の対処法として、薬物療法、認知行動療法、暴露療法、定期的な運動、健康的な食事、規則正しい睡眠、ストレスを避けるといった方法がありますが、どれも根本的な解決には至りません。
もしストレスや不規則な生活が根本原因だとしたら、なぜパニック障害になる人とならない人がいるのでしょうか?
ここで重要なことは、パニック障害の原因として外的要因だけでなく、体の内に目を向けることです。
体は脳と神経によって繋がっています。脳と体を繋ぐ神経の機能が問題なければ、ストレスや不安を受けても瞬時に把握し対応します。
脳と体を繋ぐ神経の機能に異常があると、どれだけ生活習慣を見直しストレスを無くしてもパニック障害の改善とはなりません。
そもそもパニック障害は、体が危険な状態であることを知らせてくれている警告のサインです。このサインを単に薬で抑えるのではなく、根本原因を解決させましょう。

パニック障害への施術
パニック障害で大事なことは、自律神経と脳のコミュニケーションがちゃんと取れることです。神経は10円玉程の重さの圧迫が加わるとその機能の60%がダウンするという研究結果が出ています。その時に痛みを伴うこともなく静かに機能低下は進行していくのです。
自律神経は体を活動的にする「交感神経」と、リラックスして体を休息させる「副交感神経」の2つに大別されます。交感神経が優位になると心拍・血圧はあがり、呼吸を早め、体温は上昇して汗も多く出ますが、血流は体の中心に集まり指先の血管は収縮して冷える傾向にあります。
この自律神経の2つのバランスを整えることで、脳と神経が情報のやり取りをしっかり行えるようになり、脳が体の状態、環境の変化をしっかり把握し、決して間違いを起こすことなく適切に対処してくれます。
カイロプラクティックでは脊椎のそばを通る神経の圧迫箇所を探し、神経圧迫(サブラクセーション)を取り除くことで脳と神経の情報伝達が正しくなされるようになることが重要であると考えています。そして自律神経はバランスを保ち、しっかりと働いてくれます。
OKA接骨院では自然治癒力を最大限発揮できる身体を目指し、神経圧迫箇所を科学的に特定する機械を使い、正確な施術を行うために400万件以上のデータに基づいた検査をしてから施術を行っていきますので、ぜひカイロプラクティックをご実感いただければと思います。本庄市・上里町・神川町・美里町でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。