ナルコレプシー

ナルコレプシーとは?
ナルコレプシーは、日本語では「居眠り病」といわれる睡眠障害の1つで、主な症状は過剰な日中の眠気です。この状態では人は突然強い眠気に襲われ、抗うことが難しいことがあります。もちろん、日中の眠気は前夜の睡眠不足のときや食後などの条件によっては誰にでも起こります。しかし、ナルコレプシーの場合、よく眠っていても空腹でも関係なく眠気が襲い、また毎日繰り返して眠くなり、しかも1日に何度もおこり、それが最低3ヶ月以上続くというものです。日本での有病率は600人に1人と世界で最も有病率が高く、決して珍しい症状ではありません。真面目な日本人は、仕事や授業中の居眠りは本人の意志の問題だとされ、他人に症状の理解を得られないという不安や不満を抱えています。
こんなお悩みはありませんか?
- 自分でも病気だと思っておらず意志薄弱な性格や生活習慣のせいと思っている
- 運転や仕事や勉強に支障が出て困っている
- 急に体に力が入らなくなり脱力してしまう
- 日中は眠気がくるのに夜は寝られない
- 夜ちゃんと寝てるのに昼間も眠気が襲ってくる

ナルコレプシーの原因
ナルコレプシーは原因不明の過眠障害とされています。遺伝性はなく、今のところ投薬療法が一般的な治療法です。ナルコレプシーは原因不明の病とされているため、生活習慣の見直しを指導されます。食事療法、運動療法、なるべくストレスを避けるような指導をされます。睡眠障害にはアルコール、カフェイン、ニコチンなどは害とされることが多いので、これらも控えるように指導を受けます。
もし外的要因だけがナルコレプシーの根本原因だとしたら、なぜナルコレプシーになる人とならない人がいるのでしょうか?
これらの治療法は症状の緩和に役立ちますが、カイロプラクティックを組み合わせることで、より持続的な健康改善が期待できます。
ここで重要なことはナルコレプシーの対策として外的要因に目を向けるのではなく、体の内に目を向けることです。
そもそもナルコレプシーは体が危険な状態であることを知らせてくれている警告のサインです。
このサインを見逃すことなく、体の内にある根本原因を解決させましょう。

ナルコレプシーへの施術
ナルコレプシーが原因不明でしたが、近年では覚醒状態を維持するために必要な物質の欠如が原因と考えられていました。そして最近の研究では、この覚醒状態の維持に必要な物質がオレキシンであることが明らかになりました。
オレキシンは脳の視床下部で生成され、覚醒、エネルギー代謝、食欲調節などを調整します。食事を摂らないと血糖値が下がり、その信号が脳に送られ、脳はオレキシンを分泌して空腹を感じさせます。食後はオレキシンの分泌が減少し、眠気がきます。
オレキシンの分泌不足が生じる主な原因は自律神経の不調です。睡眠は体と脳を休息させるものですが、睡眠中には血糖値を一定に保つ恒常性維持機構が働き、覚醒時の脳活動を支える覚醒調節機構があり、この時にオレキシンが働きます。ナルコレプシーなどの過眠症は、この「睡眠と覚醒のスイッチ」が上手く機能しない状態です。
自律神経のバランスが整うと体内時計のリズムも正常化し、睡眠の質が全体的に向上します。夜間に副交感神経が活発に働けば、昼間は交感神経が盛んになり、オレキシンの分泌も促進されます。
カイロプラクティックでは背骨のどこかにある神経の圧迫を取り除き、機能低下していた副交感神経の働きを取り戻すことによって、オレキシンの分泌を促すことができます。
重要なのは、体からの情報を脳に適切に伝える「神経の流れ」です。この流れに異常があると、脳は体の状態を正確に把握できず、適切な対応ができなくなります。体の情報を脳に伝えることができれば、脳は間違いを起こすことなく、正確に対応してくれるのです。
OKA接骨院では自然治癒力を最大限発揮できる身体を目指し、神経圧迫箇所を科学的に特定する機械を使い、正確な施術を行うために400万件以上のデータに基づいた検査をしてから施術を行っていきますので、ぜひカイロプラクティックをご実感いただければと思います。本庄市・上里町・神川町・美里町でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。