症状別アプローチSYMPTOMS

膝の問題

膝の問題(変形性膝関節症)とは?

令和2年の厚生労働省のデータによると、日本の変形性膝関節症の患者数は、自覚症状がある患者だけで約1000万人、自覚のない患者はX線検査などにより約3000万人と推定されています。
変形性膝関節症は女性がなりやすく、高齢になるほど症状を訴える方が多いです。症状が軽いうちは立ち上がりや歩き始めに痛みが出ますが、しばらく経つと痛みは消えます。
膝関節は私たちの日常動作にとって欠かせない部位で、座る、立つ、歩く、走る、止まる、ジャンプ、さまざまな活動に必要な役割を果たします。
膝が痛むと、こういった日常生活の基本的な動作で問題が生じます。片方の膝が回復すると今度は反対側の膝に痛みが現れることもあり、痛みが一時的に改善しても再発することが少なくありません。

こんなお悩みはありませんか?

  • 膝に痛みがある
  • 膝に腫れがある
  • 膝の曲げ伸ばしのときに後ろ側がつっかえる
  • 膝がカクカクして不安定な感じがする
  • 足が疲れやすい

膝の問題の原因

膝の痛みの原因は多岐にわたります。膝の捻挫や足首を捻挫した際に膝を痛めるなどという外傷の場合もあれば、多くの人々は特にケガをした覚えがないにも関わらず膝の痛みに悩まされます。その場合、医療機関では加齢、運動不足による筋力低下、肥満と診断されることが多く、これらの外的要因の見直しが求められます。こうした治療法は症状の緩和に役立ちますが、カイロプラクティックを組み合わせることで、根本的な改善へと繋がります。
もし外的要因が原因だとしたら、なぜ膝の痛みがある人とない人がいるのでしょうか。重要なことは、外的要因だけに焦点を当てるのではなく、体の内へ目を向けることです。
膝の問題は体が危険な状態であることを知らせてくれている警告のサインです。外的要因だけではなく根本原因を解決させましょう。

膝の問題への施術

通常、膝の問題に対する初期治療として、体重管理や膝への負担を軽減するための生活指導、運動療法、装具やサポーターの使用などが行われます。痛みが強い場合には、痛み止め薬を使うこともありますが、これらは一時的な緩和にしかならず、症状の根本的な解決にはなりません。
さらに病状が慢性化すると膝に「水が溜まる」状態になることがあり、この水を抜いたり、ヒアルロン酸やステロイドを注射する治療が行われることがあります。ヒアルロン酸は関節液の主成分であり、注射によって関節液の粘性や弾力を一時的に改善し、痛みを軽減させる効果があります。
しかし、これらの治療も症状の緩和を目的としたものであり、変形性膝関節症の根本的な治療にはなりません。
膝の問題は一見、膝だけの問題のように思えますが、実は骨盤の位置や動きが大きく影響しています。膝に痛みが出ると、それを避けようとして体が無意識に骨盤を傾けてしまい、悪循環が生まれます。このため、膝の症状には骨盤から見ていく必要があります。
また、膝に溜まる水は体の自然な防御反応の一部であり、患部に栄養を送って修復を助ける役割も果たしているため、自然治癒力が働いている結果なので、水は抜いてはいけません。その原因となっている炎症や体の不調を根本から解決することが重要です。
膝の問題が改善しない理由の一つには、神経の流れが阻害されている可能性があります。膝の治療では、構造的な問題だけでなく神経機能の回復が非常に重要です。
体の異常は神経を通して脳にその情報がそのまま伝えられます。しかし、背骨や骨盤のどこかで神経圧迫があり阻害を受けると脳は体の状態を把握できなくなります。
カイロプラクティックでは、この神経機能を最優先に考え、脳が神経を通じて体の状態を把握し、損傷部位を正確に認識することができれば、脳は適切に対処し自然治癒力が発揮されると考えます。

OKA接骨院では自然治癒力を最大限発揮できる身体を目指し、神経圧迫箇所を科学的に特定する機械を使い、正確な施術を行うために400万件以上のデータに基づいた検査をしてから施術を行っていきますので、ぜひカイロプラクティックをご実感いただければと思います。本庄市・上里町・神川町・美里町でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。

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