チック症&トゥレット症候群

チック症&トゥレット症候群とは?
チック症とは、予測できない、急速な、反復的な動作や音(チック)を特徴とする疾患です。一般的に、4~11歳で発症し、女子よりも男子に多く見られます。まばたきや咳払いなどの運動チックと、咳払いや鼻すすりなどの音声チックの2つに分類されます。時に、強迫性障害、注意欠陥/多動性障害(ADHD)、学習障害、自傷や他害行為などを併発することがあります。また、運動性チックおよび音声チックの両方が頻回に起こり、1年以上持続するものをトゥレット症候群と呼んでいます。
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チック症&トゥレット症候群の原因
チック症は、ストレス、精神不安、生活習慣の乱れといった外的要因が原因として考えられており、一般的にはそれらの外的要因を見直すことが対処法とされています。また、精神薬や認知行動療法などもあります。しかし、これでは根本原因の解決にはなりません。
もし、これらの外的要因が原因だとしたら、チック症になる人とならない人がいるのはなぜでしょうか。
ここで重要なことは、チック症の改善策として、外的要因に目を向けるのではなく、体の内に目を向けることです。そもそもチック症は、体のバランスが崩れていることを知らせてくれる大切なサインです。
このサインを薬などで消すのではなく、根本原因を解決させましょう。

チック症&トゥレット症候群への施術
体からの情報は、神経を通じて脳に伝えられます。脳はその情報をもとに体のバランスを整えますが、神経圧迫により神経の流れが妨げられると、適切な情報が脳に届かなくなります。これは、テレビアンテナが正しく向いておらず映像が乱れながら視聴しているようなものです。これが続くと、脳は過剰な刺激を受けるようになり、それがチック症の原因に関連しています。
近年の研究では、チック症の原因として脳内の神経伝達物質が関係しているとされています。神経伝達物質は生命に不可欠な情報を伝達するものであり、神経には多くのシナプスがあり、情報交換のネットワークが存在します。シナプスとは神経細胞間の接合部のことです。
このシナプスで情報のやり取りを担っているのが、アセチルコリン、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンといった神経伝達物質です。これらは自律神経と深く関わりを持っています。
特に「快感ホルモン」と呼ばれるドーパミンは、子供の頃に多く分泌され、笑いや楽しさを感じる力が強くなります。また、ドーパミンは体の動きをコントロールする重要な役割も果たし、中高年になるとその減少が体の動きの鈍さに影響を与えることがあります。
子供のチック症の問題は、ドーパミンの過剰分泌によって感情のバランスが乱れ、体の動きを制御できなくなる状態にあることが原因です。
ドーパミンが過剰分泌される原因は、脳と体を繋ぐ神経に問題があるからです。自律神経のうち、副交感神経に神経圧迫があると、副交感神経の働きは鈍くなり、交感神経過剰な状態となります。交感神経過剰な状態は様々な感覚神経の機能亢進に繋がります。この感覚神経に問題が生じることで、チック症の代表的な不随的な運動の原因に繋がると考えられます。
脳と体の神経のサイクルが正常であれば、脳は身体の状態を把握することができ、常に適切な神経伝達物質を分泌することが可能です。
OKA接骨院では自然治癒力を最大限発揮できる身体を目指し、神経圧迫箇所を科学的に特定する機械を使い、正確な施術を行うために400万件以上のデータに基づいた検査をしてから施術を行っていきますので、ぜひカイロプラクティックをご実感いただければと思います。本庄市・上里町・神川町・美里町でお困りの方はお気軽に当院にご相談ください。